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ブラジル代表FWフッキは、中国スーパーリーグの上海上港にアジア史上最高額の移籍金で移籍した。生涯移籍金ランキング世界3位のフッキだが、「連帯貢献金」という形で日本サッカーに大きな恩恵を残している。フッキの移籍は、今後の日本サッカーの若手外国人選手獲得におけるひとつのモデルケースとなるかもしれない。
イカオウ
フッキの移籍で3つのJクラブに恩恵をもたらした「連帯貢献金」

 ブラジル代表のフッキが中国スーパーリーグの上海上港に移籍したことは、世界中でニュースとして取り上げられた。

 その移籍金は5580万ユーロ(約63億6120万円)にも上る金額で、江蘇蘇寧がアレックス・テイシェイラを5000万ユーロ(約57億円)で獲得した際のアジア史上最高額をわずか半年で塗り替えるものだった。

 日本でも大きな話題となったのは、中国クラブが近年高額な移籍金で大物選手を次々と獲得し続けてきたからというだけでなく、フッキが日本に深い縁を持つ選手だからでもある。

 2005年2月、当時18歳だったフッキは母国ブラジルのヴィトーリアから期限付き移籍で川崎フロンターレに加入。翌年に契約が完全移籍に切り替わり、その後はコンサドーレ札幌(現・北海道コンサドーレ札幌)、東京ヴェルディでもプレーした。
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 今回、フッキが上海上港へ移籍したことで、上記3つのJクラブは大きな恩恵を受けることとなった。

 FIFA(国際サッカー連盟)は『選手の地位並びに移籍に関する規則』の「Solidarity Contribution」に、契約期間内に選手が移籍した場合は育成に携わったクラブは移籍金の一部を受け取る権利があると定めており、これを「連帯貢献金」と呼んでいる。

 対象となるのは、12歳から23歳の誕生日を迎えるシーズンまで登録されていた年数によって決まる。つまり、上海上港移籍で発生した連帯貢献金が川崎F、札幌、東京Vにも分配されるのである。
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