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NINJA

こんな映画があったんだ。
大女優・田中絹代の映画デビューから、溝口健二監督の『西鶴一代女』に出演するまでの半生と恋愛模様を描いていた。
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ネットで調べたら、1924年から1952年、田中絹代が15歳から43歳までの28年間のことだ。
こんなにも恋愛に激しい人だったとは、今夜初めて知った。
もちろん、映画なのだからすべてが事実ではないだろうが、『楢山節考』で役作りのために前歯を抜いしまったというエピソードが残っているぐらいだから、すべてが創作とも言い切れない。
あっ、思い出した。『楢山節考』で田中絹代が前歯を折ってにやりと笑うシーンはホント凄かった。

いちばんの驚きは、溝口健二と田中絹代は男女の関係にあったと、はっきり言い切っている点だ。
この点を言い切ったのは市川崑がというより、シナリオを書いた新藤兼人のはずだ。
『ある映画監督の生涯 溝口健二の記録』がもう一度見たくなった。
新藤兼人のインタビューに対し田中絹代が何かはぐらかしていたような記憶がある。
それが、彼女と溝口監督との恋愛感情についてだったのかどうかはまったく覚えていないので、確かめたくなった。
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数年前に、女優の有馬稲子が市川崑と不倫関係にあったと暴露して話題になった。
本作の終盤に出てきた、溝口監督がなかば強引に田中絹代の寝室に入り込むシーンが、かなり意味深に見えてしまった。
こういうのを下衆(げす)の勘ぐりというのだろう。

田中絹代を吉永小百合、デビュー当時の恋人だった清水宏監督に渡辺徹、松竹の城戸四郎に石坂浩二、五所平之助監督を中井貴一、
上原謙と高田浩吉に若き日の彼ら自身を演じさせるという遊び心が愉快だ。

そして溝口健二監督を演じたのは菅原文太だった。
ときどき菅原文太の顔が溝口健二そっくり(といっても、写真でしか見たことがないが)になる瞬間があって驚く。
ところが、吉永小百合が最後まで吉永小百合だったのには、別な意味で驚いてしまう。
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