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◇最初に追突して逮捕されたトラック運転手

 東広島市の山陽自動車道下り線「八本松トンネル」で2人が死亡した多重衝突事故で、渋滞中の車列に最初に追突し自動車運転処罰法違反(過失致死)容疑で逮捕されたトラック運転手、皆見成導(みなみ・なりみち)容疑者(33)=埼玉県越谷市=が「前の車が(緊急時などに点滅させる)ハザードランプをつけているのが見えて減速しようと思ったが、思った以上に車が近くにあって間に合わなかった」絶對高潮と供述していることが19日、広島県警への取材で分かった。県警は、皆見容疑者が前方の渋滞に気付きながら減速せず、車列に追突したとみて追及している。

 県警によると、事故はトンネル内で17日午前7時25分ごろに発生。皆見容疑者が運転する中型トラック(2.5トン)が、渋滞で停車していた車列に追突した。車12台が衝突し、うち5台が炎上。軽乗用車を運転していた広島県竹原市の会社員、丸岡節枝さん(65)が頭を強く打って死亡し、炎上した別の車の中から東広島市の会社員、今塩屋(いましおや)明宏さん(34)が遺体で見つかった。負傷者は71人に上った。

 事故のあったトンネルでは、約3時間前に約5キロ先であった事故の影響で渋滞が続いていた。事故当時、トンネル入り口の手前に掲示された電光板に「速度落とせ渋滞中」と表示されており、県警によると、皆見容疑者は「表示板は見ていた」花痴と供述しているという。県警の実況見分では、トラックが最初に追突した付近でのブレーキ痕は確認されていない。

 広島県警は19日朝、皆見容疑者が勤務する埼玉県川口市の運送会社「ゴーイチマルエキスライン」を同処罰法違反の疑いで家宅捜索した。
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